清水園
新発田市の観光で何処に行けばいいですかと聞かれると
まずこの清水園を若旦那はいつもお勧めしています
個人的には小さな兼六園(言い過ぎ?)と思っていますが
お客様とお話していても兼六園より人もいないし
静かでとても良い場所だったよ っと言う声も聞かせていただいています
この清水園と五十公野御茶屋は僕はとても風情があってもっともっと
大勢の人にしってもらってもいいんじゃないかなーっていつも思っているのですが
もっともこの静かさが好きなので大勢来るとそれはそれでちょっと複雑な思いなのですが(笑
以下は清水園に関しての情報です
江戸時代、幕府茶道方の縣宗知(あがたそうち)の指南の下で造営。
近江八景を取り入れた京風の回遊式庭園で、
中央には草書体の「水」の字をかたどった
大泉池が配置されています。
園内にある書院は庭園より古く、簡素な数寄屋造りの建物で、
池の周囲には五つの茶室が点在します。
庭園は 春には萌える緑、初夏にはあやめ、やがて秋の紅葉、
冬には静寂の白雪と、四季折々にその装いを変えて
10万石大名の下屋敷にふさわしく、
越後路から東北にかけて他に比を見ない
名園といわれているそうです。
遠州流の茶人で、幕府の庭方でもあった宗知は、
4度も新発田を訪れたと古記録は伝えています。
この宗知が同じ時期に作った
もう一つの庭園が五十公野御茶屋です。
2つの庭園どちらも新潟観光で是非見ていただきたい場所です
五十公野御茶屋は、藩主の別邸で、池を穿ち、
緩やかな起伏の築山をめぐらして
諸国名所のスギ・マツの種苗を植えるなど植物観賞に重きを置き、
石組みはほとんど施さない
ゆったりとした造りの庭園になっています。
公儀茶道方の縣宗知が指南の下に造られた、
それぞれに異なった趣の庭園が良好に保存されている
越後を代表する大名庭園です。
2003年には五十公野御茶屋と共に国の名勝と指定されています。
同時期に白沙村荘庭園【京都府京都市】
も国の名勝に指定されています。